2011/10/27

世界中どこでも同じではあるが、流行は移ろいやすい。

まるですべての人々が何かにとりつかれたように熱狂していたものが、わずかな間に誰も見向きもしなくなる、というのは世の常なのだろう。

当然、ここチェンマイでもそれは同じで、例えばお土産物にしても、3ヶ月前には至るところで売られていたものが、次に行ってみるとあるゆる店先から影も形もなくなって いる、というのはごく普通のことだ。

なので、ほしいものを見つけたら"次来た時に買おう"などと思わずに、すぐに買ってしまったほうがよい。


さて、今回は広告の話。

自分は、長年に渡って広告マーケティングの仕事に携わっていることもあって、どこに行っても自然に広告に目が行き、頭の中で分析する習性が身に染み付いてしまっている。

ちなみに、日本ではあまり知られていないと思うが、タイは広告の世界ではかなり先端を行っており、毎年さまざまな国で開催される広告アワードで、いくつもの賞を取る常連国だ。

そのチェンマイで、今年の初めごろだろうか、急に街で見かけるようになった広告媒体があった。
2011年の初頭にチェンマイ市内に登場した点灯型バルーン広告(2)



2011年の初頭にチェンマイ市内に登場した点灯型バルーン広告(1)


ともに高さが2m以上はありそうな大きなもので、空気を入れて自立するようになっている。

上は美容院、下はパブの広告だがこのように形が自由に変えられるのもクライアント(広告主)にとっては魅力的だろう。


そして、この広告が本当の威力を発揮するのは夜である。


ビール瓶の形をした広告は夜になるとこのように見える。
2011年の初頭にチェンマイ市内に登場した点灯型バルーン広告(3)


これなら、遠くからでも視認性に優れ、十分アテンションを引き付けられるだろう。


さらに、これを複数連ね、大通りの歩道沿いに並べたものも登場した。2011年の初頭にチェンマイ市内に登場した路上に並んだ点灯型バルーン広告


これだと壮観で迫力もあり、かなりのインバクトを与えることができるだろう。

日本ではこのタイプの広告は見たことがなく、以前ブログに書いたビニールクロスにシルクプリントと広告看板を駆逐するくらいになるのではないかと興味を持って見ていたのだが......。


なんと、3ヶ月後には、すべてが跡形もなく消え去っていた。

一部か取り払われたり、撤去されたのなら別だが、一切の媒体がなくなってしまった、というのには何らかの特別な理由があるはずだ。

もしかしたら、これを扱う広告会社自体に何か問題が起きたのかもしれないし、どこかの役所の利権とかにからむことかもしれないが、よそ者の自分には知る由もない。


またしばらくしたら、何事もなかったように復活したりして......。



個人旅行と言えば真っ先に名前が浮かぶ人も多いでしょう

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