2017/07/22

チェンマイでは、というか日本以外のほとんどの国では水道水をそのまま飲むことができない。


タイの水道局(?)は「飲んでも安全」と発表しているらしいのだが、もし本当だとしてもそれはおそらく浄水場を出る時の水であって、途中の水道管などのメインテナンスがどうなっているのかまったくわからないので、そう言われてもとても飲む気にはなれない。


で、どうするかというと、飲料水を買ってくることになる。


おそらく、こちらにロングステイしている普通の日本人は、スーパーマーケット、あるいは集合住宅に住んでいるなら階下にあるミニコンビニや管理事務所で飲料水を買っていると思う。


それらは使い捨てのペットボトルに入っており、有名ブランドの物も多いので安心感も高く、たいていは1.5L入り6本パックで50THB(約165JPY)くらいだろうか。


欠点としては、ゴミがとても多くなるのと、自分で家(部屋)まで持ち運ばなければならないことだろうか。


とりわけ、後者は自分のようにひどい腰痛持ちでギックリ腰が怖い者にとっては危険この上ない。


自分も一時期はこのペットボトル入りの飲料水をスーパーマーケットでまとめ買いして車で運び家にストックしていたのだが、南国の暑いタイでは消費する水の量も半端なく、まとめ買いしてもすぐになくなってしまうことが多く、いちいちまた車を出してスーパーマーケットまで行くのが面倒くさいので、今は買っていない。


ではどうしているかというと、一般的なタイ人が利用しているのだが、飲料水販売店から配達してもらっている。




チェンマイを旅する・チェンマイで暮らすための専門情報サイト

チェンマイ専門の情報サイト「サワディーチャオ チェンマイ」






タイ語ではラン・ナム(ケース入りの水という意味)と呼ばれるものだ

チェンマイの生活で普段飲んでいるケース入りの飲料水




これだと、なくなった時に電話すればピックアップトラック来て家の中の指定した場所まで運んで置いてくれるので、腰の心配もない。


さらに、950mlのリサイクル・プラスチックボトル20本入りケースで40THB(約132JPY)程度と、スーパーで売っているものに比べて半額以下だ。


ただ問題がないわけではない。


とにかく、おいしくないのだ。


スーパーで売っているものにしてもこの飲料水にしてもミネラルウォーターではないので、日本で長年飲んでいたコントレックスのようなおいしさはもちろん期待していないのだが、それにしても有名ブランドの物に比べるとはるかにまずい。


噂によると、こういうケース入りの飲料水を作っている会社の中には水道水をただ煮沸してボトル詰めしているだけというところもあって、フィルタリングが十分でないため小石が混じっていることもあるらしい。


なので、こういう水を飲む時には、ガラスのコップに水を注ぎ、そのコップを持ち上げて不純物が混じっていないか確認する、という人もいるくらいだ。


自分はさすがにそこまではしないが、特にコーヒーを淹れたり、冷凍庫で氷を作ったりした時に感じる水のまずさを何とかできないだろうか、と常々考えていたところ、今回日本に一時帰国してホームセンターに行った時にいいものを見つけたのだった。




浄水器つきのポットである

チェンマイでの生活用に日本で買った浄水ポット「トレビーノ」(1)




さまざまな有害物質を除去できる

チェンマイでの生活用に日本で買った浄水ポット「トレビーノ」(2)




横置きにしても収納可能だ

チェンマイでの生活用に日本で買った浄水ポット「トレビーノ」(3)




チェンマイの家の冷蔵庫は大家が設置してくれたものだが、今どきの日本だったら一人住まいの学生ですら使わないだろう旧式の小型2ドア冷蔵庫なので、万が一ドアの内側についたドリンク収納スペースに収まりきらなくても安心だ。




分解して洗えるので、モノがすぐに汚れるチェンマイでも便利

チェンマイでの生活用に日本で買った浄水ポット「トレビーノ」(4)




少し値段が高かったのだが、「チェンマイで少しでもおいしくて安全な水が飲めるのなら......」と思い購入してスーツケースに入れてチェンマイに運んできた。




早速箱から取り出してみる

チェンマイでの生活用に日本で買った浄水ポット「トレビーノ」(5)




分解して洗えるので、当然バラバラになって箱に入っていた。




浄水器の部分はコーラの缶を一回り小さくしたぐらいの大きさ

チェンマイでの生活用に日本で買った浄水ポット「トレビーノ」(6)




しっかりとした説明書がついていた

チェンマイでの生活用に日本で買った浄水ポット「トレビーノ」(7)


チェンマイでの生活用に日本で買った浄水ポット「トレビーノ」(8)




「こんなものに、そんなに大げさな説明書がいるのかな?」と思って開いてみたら、実際に使う前にカートリッジの空気抜き(?)を行う必要があるようで、カートリッジを水に浸けたり上から水を流しいれて浄水したり......という作業を行わなければならなかった。




さて、実際に浄水を作ってみる

チェンマイでの生活用に日本で買った浄水ポット「トレビーノ」(9)




といっても、ただ単にプラスチックボトルの水を浄水ポットの上から注ぐと、カートリッジ内のフィルターを通ってポットに水が溜まっていくだけで、写真で見ても面白いものではなかった(笑)


しかし、このポットの水を一口飲んでみて驚愕した。


「水って、こんなに味が変わっちゃうの!?」という感じだ。


うまく言葉で表現できないのだが、それまで感じられた雑味のようなものがまったくなくなり、ものすごくクリアですっきりとした飲みごこちになる。


そのまま飲んでも明らかに違うのだが、コーヒーを淹れてみてさらにビックリ。


それまで飛んでしまってた、コーヒー豆の持つふくよかな香りや酸っぱさ、苦さなどの複雑な味わいのひとつひとつがしっかりと立っている。


自分はコーヒー豆を日本から持って来ているのだが、ようやく向こうで飲んでいた時の風味に近くなった気がする。




ちょっと心配だった、チェンマイの自宅の小型冷蔵庫にも問題なく収まった

チェンマイでの生活用に日本で買った浄水ポット「トレビーノ」(10)


チェンマイでの生活用に日本で買った浄水ポット「トレビーノ」(11)




ちなみに、浄水カートリッジは通常使用で3カ月程度で交換が必要ということで、今回は本体と一緒にひとつ購入してきた。




購入時についていたものとは異なる、機能が省略されたバージョンだ

チェンマイでの生活用に日本で買った浄水ポット「トレビーノ」の交換カートリッジ




交換用のカートリッジには、もともとついていた12種類の有害物質が除去できるものと、この6種類に機能を低下させたものがあり値段がかなり違うので、とりあえずこちらを買ってみた。


もし、水の味が変わらないようなら、次からはこの簡易機能バージョンにしようと思う。



ともあれ、この浄水器つきのポットでチェンマイで普段飲んでいる水の味がこんなにも変わってしまうというは、ちょっと衝撃的ですらあった。


こんなことなら、もっと早く買ってくるのだった......と、ちょっと後悔したくらいだ。





今回購入したのはこれ!
東レ トレビーノ ポット型浄水器 PT502SV 【高除去+時短浄水】 縦横置きタイプ 1.2L
by カエレバ



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