2017/09/11

シーサッチャナーライの遺跡見学を終えると、昼を少し回っていた。


国道沿いにある適当な食堂でランチを食べ、本来の目的地であるカムペーンペットへと向かう。


シーサッチャナーライからは、国道101号線をほぼ一直線に南下する感じで、距離はおよそ130kmだ。







タイ北部と言っても、ここまで来るともう道路のアップダウンはなく、快適な平坦ドライブである。


途中スコータイを通り過ぎるが、遺跡の東のバイパスのような道を使ってしまうので、この日は遺跡を見ることはできなかった。


ドライブをしていておもしろかったのは、スコータイを過ぎたあたりからサトウキビを積んだトラックがメチャクチャ多くなるのだ。


とにかく道を走る車の2台に1台はサトウキビを積んだトラックではないか、と思うくらいの多さで、荷台から落ちたサトウキビが道路上に点々と転がっており、時々車で踏みつけていかないと走れないほどである。


そしてふと思い出したのはカムペーンペットには味の素の大きな工場があるということで、ここに工場を作ったのは材料のサトウキビが容易に調達できるからだったのではないだろうか。


タイの色々なところを旅してきたが、これほどのサトウキビが輸送されているのを見たのは初めてであった。


そうこうしているうちに、カムペーンペットの街に到着した。


カミさんがナビしてくれるなか向かったのは、この日から泊まる「ナワラート・ヘリテージ・ホテル」だ。


予約サイトのAGODAで調べた感じでは、当地ではトップクラスのホテルのようだったのだが、街自体が非常にこじんまりとしているため、ホテルも5階建てのこじんまりとした建物だ。




タイ北部の街カムペーンペットにある高級ホテル、ナワラートヘリテージホテルの外観


タイ北部の街カムペーンペットにある高級ホテル、ナワラートヘリテージホテルの看板




かなり無理やり造ったと思われる車寄せで荷物をトランクから降ろしていると、ちゃんとポーターのボーイが来て荷物を降ろして中へと運んでくれる。


ガラス扉を開けて中に入ると広々としたロビーが広がっている。


フロントは右手にあり2人ほどのスタッフがいるが、チェックインの手続きもノンビリとしたものだ。


全部で60ある客室は、スタンダード、スーペリア、デラックス、トリプル、スイートの5つのクラスに分類されているが、今回はバスタブ付きの部屋に泊まりたかったのでデラックス・ダブルルームを予約していた。


扉を開けて室内に入ると、すぐ左手に扉のないクローゼット、右手にバスルームの入口があり、そのすぐ先に12畳ほどのベッドスペースがある。


ダブルベッドにオットマンつきのイスがひとつ、テーブルに冷蔵庫、ティーセットに電気ポットとタイのホテルとしてはごくごく普通のファシリティだ。


冷蔵庫の上には小さな棚がしつらえてあり、中にはセーフティーボックスが置かれている。




タイ北部の街カムペーンペットにある高級ホテル、ナワラートヘリテージホテルの客室概観


タイ北部の街カムペーンペットにある高級ホテル、ナワラートヘリテージホテルの客室のオットマンチェア


タイ北部の街カムペーンペットにある高級ホテル、ナワラートヘリテージホテルのクローゼット


タイ北部の街カムペーンペットにある高級ホテル、ナワラートヘリテージホテルの客室のセーフティーボックス


タイ北部の街カムペーンペットにある高級ホテル、ナワラートヘリテージホテルの客室のティーセット




寝室からガラス越しに内部が見えるブティックホテルのようなスタイル(目隠し用のシェイドがある)のバスルームも一般的なホテルのそれで、シャンプー、ボディーソープ、固形石鹸、綿棒などが置かれている。


バスタブも十分な大きさがあり熱いお湯もふんだんに出たが、自分の泊まった部屋は排水システムのメンテナンスがきちんとできていなかったようで、風呂に入った後で栓を抜いてもお湯がすべて流れてなくなるまで30分以上かかったのは少し残念だった。




タイ北部の街カムペーンペットにある高級ホテル、ナワラートヘリテージホテルの客室から見たバスルーム


タイ北部の街カムペーンペットにある高級ホテル、ナワラートヘリテージホテルの客室のバスタブ


タイ北部の街カムペーンペットにある高級ホテル、ナワラートヘリテージホテルの客室の洗面台


タイ北部の街カムペーンペットにある高級ホテル、ナワラートヘリテージホテルの客室のアメニティ




今回の部屋は北側に面しており、窓からは少し離れたところにチェンマイと比較するとはるかに大きくてゆったりとしたピン川の流れが、眼下には夕方から賑わうタラートを見ることができ、特に朝夕の刻々と変わりゆく空の色の眺めは今回のホテル滞在でも忘れることのできない景色となった。


周囲には高い建物がまったくないので、どの部屋になったとしても、ピン川が見えるかどうかはわからないが視界は開けていて気持ちのよい時間を過ごすことができるだろう。




タイ北部の街カムペーンペットにある高級ホテル、ナワラートヘリテージホテルの客室からの眺め(1)


タイ北部の街カムペーンペットにある高級ホテル、ナワラートヘリテージホテルの客室からの眺め(2)




カムペーンペットの街には、ほかにあと2軒の同クラスのホテルがあるようだが、外から見た感じではここが一番新しいと思う。


どのホテルに泊まっても遺跡公園まで徒歩で行くのは厳しいが、ここでは自転車(まだ新しい)を貸してくれる。


小さな街のカムペーンペットではソンテオやトゥクトゥクなどの調達ができないので、自前の足を持たない旅行者にはとても役に立つだろう。


市内のほぼ中心にあるので、周囲にはレストランも多いほか、コンビニも徒歩数分。


また、北隣はかなり大きなタラート(市場)になっており、夜になると露店やテーブル、イスを備えたアーハーン・タームサン(注文に応じて料理を作ってくれる食堂)も数軒営業するので食事などにもまったく困らない。


遺跡観光でカムペーンペットに宿泊するが、ある程度以上のホテルでないと満足できない、という人には特にお勧めできる。






今回自分が予約したAGODAで詳しい情報を見る




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