2017/10/05

2-3カ月前であっただろうか、自動車を買ったディーラーから「そろそろ自動車の3万キロ点検の時期だと思いますが、どうでしょうか?」と電話がかかってきた。


日本ではたぶん法定点検もディーラーのサービス(無料)点検も、基本的には車を購入した時から1年とか2年とかいう時間単位でスケジュールが決まり、距離に応じた点検というのはした記憶がまったくないのだが、こちらでは常に走行距離に応じて次が決まるようだ。


前回の点検の際にも「次は3万キロ(正確には3万459キロ)になったら点検に来てください」と言って、スタッフがその距離が書かれたタグのような紙をハンドルの脇のワイパーのレバーにぶら下げてくれていたのだが、すっかり忘れていた。


車に行って調べてみたところ、まだ1,500キロほど足りなかったのでその旨伝え「3万キロになったら連絡します」と伝えて電話を切ったのだが、その後長距離の旅行をしたりしたこともあってあっという間に3万キロを超え、気がついたら3万1千キロになっていた。


ハンドルにぶら下げられていた紙に書かれていたコールセンターに電話すると、割とすぐの日にちで予約が入れられるということなので、その日時でお願いすると「予定時間の10分くらい前には来るようにしてください」と言う。


時間の正確性に日本人ほどこだわらないタイ人に「10分前に来い」と言っても、何か意味があるのだろうか(笑)


長くこちらに住んでその辺の間隔はすでにマヒしてしまっている自分も、言われてはみたもののまったく気にせずに出かけ、予約したほぼ同時刻にディーラーのサービスセンターに到着。


係員に誘導されて駐車スペースに車を止めると、すでに書類を手にしたスタッフが車のドアを開けてくれた。




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サービスセンターの中に入って、まずは手続きだ

チェンマイで使っている自動車の定期点検を受けたナコンピントヨタ(1)




いつ来ても広くて気持ちがいい

チェンマイで使っている自動車の定期点検を受けたナコンピントヨタ(2)





テーブルに座った係員がコンピュータを叩いて、しばらく作業にかかるので雑談。


以前は、受付に英語だけでなく日本語が堪能な女性がいて色々とアテンドしてくれたのだが今はおらず、係員の男性も英語はまったくできなかったが、自動車に関する単語は結構英語のままだったりするので、それほど困ることはない。




作業が終わるとディスプレイをこちらに向けて今日の点検内容を説明してくれる

チェンマイで使っている自動車の定期点検を受けたナコンピントヨタ(3)




自分は車のメカにはまったく詳しくないので基本的にはおまかせだが、点検が終わったら最後に洗車(無料サービス)をしてくれるよう頼む。


係員は伝票のようなものを渡し「点検は、問題がなければ2時間ほどで終わると思いますが、向こうにラウンジがありますのでコーヒーでも飲みながらお待ちください」と言った。


今回が初めてではなく、勝手がわかっているので特にほかにたずねることもなく、カウンターをあとにしてラウンジに向かう。




サービスセンターに来た客が待つラウンジ

チェンマイで自動車の定期点検したナコンピントヨタの待ち合いカフェ(1)




右側の円形になったところにカフェがあり、カウンターでもらった伝票を出すとドリンクが1杯無料で飲めるようになっている。




ラウンジの奥の壁はガラス張りで工場の様子が見える

チェンマイで自動車の定期点検したナコンピントヨタの待ち合いカフェ(2)




モニターで自分の車の作業状況と終了予定時刻も確認できる
チェンマイで自動車の定期点検したナコンピントヨタの待ち合いカフェ(3)




カフェラテ(甘さ控えめ)をもらってのんびりと待つ
チェンマイで自動車の定期点検したナコンピントヨタの待ち合いカフェ(4)




もちろん無料wi-fiも完備されているので退屈するようなことはないが、じっと座っているのも苦痛(というか、腰痛持ちの自分には危険)なので、ディーラーのショールームを眺めたり、トイレに行きがてら工場の作業の様子を眺めたりした。




工場内には入ることは当然できないが、作業の様子は直接見れる

チェンマイで自動車の定期点検したナコンピントヨタの工場の様子(1)


チェンマイで自動車の定期点検したナコンピントヨタの工場の様子(2)


チェンマイで自動車の定期点検したナコンピントヨタの工場の様子(3)




ここに来るといつも思うのだが、工員たちがきびきびと動いていて感心する。


セールスサイドもそうなのだが、従業員教育がキッチリ行き届いているのがよくわかる。


今の車を買う時に色々なメーカーのディーラーだけでなくトヨタでも複数のディーラーを訪問したのだが、多くのタイ人、日本人の方が「あそこなら間違いない」というのはだてではない。


自動車に乗っていて少し田舎に行ったりすると、故障したら山の中で途方に暮れるということもここチェンマイでは十分起こりうるので、常日頃のメインテナンスが大切なのだが、今回のようにサービスセンターから連絡が来て定期的に見てもらえる、というのは本当に安心感がある。


中には、売ったら売りっぱなし(しかも売る時には「売ってやる」という態度)のところも、日本車のディーラーでも結構あるらしいからね......。


この日は空いていたのか、1時間半ちょっとで係員がラウンジまで迎えに来てくれて、最初に行ったカウンターで点検結果の説明を受ける。




「タイヤの溝は*ミリで問題なし」というように1項目ずつ説明してくれる

チェンマイのトヨタディーラーで定期点検を受けた後の説明の様子(1)




説明が終わると、車のところまで案内してくれる

チェンマイのトヨタディーラーで定期点検を受けた後の説明の様子(2)




ボンネットが開けられており、再度ここで説明を受ける

チェンマイのトヨタディーラーで定期点検を受けた後の説明の様子(3)




一番重要な(?)エンジンオイルも最終確認。




最後の最後に、交換したフィルターやエンジンオイルの空容器が入ったビニール袋を渡される

チェンマイのトヨタディーラーで定期点検を受けた後の説明の様子(4)




が、こんなものをもらっても使い道がなくじゃまになるだけなので、「いらないから、そちらで捨ててください」と言って受け取らなかった。


普通のタイ人は、こういうのを受け取るのだろうか?


最後に係員が「次の点検は*****キロ走ったら来てください」と数字が書かれた新しい紙タグをハンドル脇のレバーにかけたらすべて終了だ。


恭しく見送られて、サービスセンターをあとにした。


タイでは車そのものの値段も日本に比べるとかなり高いし、その後のメンテナンスや任意保険、ガソリン代などの維持費も結構かかるが、公共交通機関の未発達なチェンマイでの自分の生活にはなくてはならないものだ。


これからもきっちり点検を受けつつ、できるだけ長く乗りたいぞ。






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