2017/10/27

チェンマイから南におよそ350km、自動車で5時間ほどのところにあるスコータイ王朝時代は要塞都市だった遺跡で有名な街、カムペーンペット。


唯一と言ってよい観光スポットの遺跡群は市内からほんの少しだけ離れているが、近くには食事をとれるような場所がまったくないので、ランチは街まで戻って来ることになる。


遺跡群があるとはいえ、チェンマイやスコータイのように外国人ツーリストがたくさん来るような街ではないので、そういう人達向けのレストランというのは皆無で、現地の人に混じって普通の店で食べることになるのだが、そもそも街自体がこじんまりとしているので選択肢は多くない。


あてもなく車で街なかをさまよっても時間の無駄なので、初日にホテルに入る時前を通ったら結構混んでいて、英語のガイドブックにも紹介されていた麺食堂に行ってみることにした。








店は、ごく普通の食堂だ

タイ北部の街カムペーンペットにある麺食堂バミー・チャーカンラーオ(1)




名前は「バミー・チャーカンラーオ」という。


バミーは中華麺のことで、名前の通り麺類の店だ。




店内はごく普通だが、古い時計などが飾られていて歴史を感じさせる

タイ北部の街カムペーンペットにある麺食堂バミー・チャーカンラーオ(2)


タイ北部の街カムペーンペットにある麺食堂バミー・チャーカンラーオ(3)


タイ北部の街カムペーンペットにある麺食堂バミー・チャーカンラーオ(4)




席につくと、いきなりやかんに入ったお茶が出てきた

タイ北部の街カムペーンペットにある麺食堂バミー・チャーカンラーオのお茶




バミーをウリにしていることからも想像はついていたが、こういうお茶が出てくるとということは間違いなく中国系の経営だ。


カムペーンペットはピン川のほとりに栄えた街だが、タイで川に沿った場所にある街はたいていが米を中心とする河川運輸の拠点として発展した歴史を持ち、運送業や米の卸売業などに携わるために移住してきた中国人が多い。


この店も、そうした中国人が開いた店なのだろうか......


店名にもバミー(中華麺)とあるので当然それを頼むとして、周囲のお客さんを見回すとほとんどが店先で焼いているムーサテ(豚肉の串焼き)を一緒に食べているので、自分たちもオーダーすることにした。




頼んだ料理全景

タイ北部の街カムペーンペットにある麺食堂バミー・チャーカンラーオで頼んだ料理全景




バミーナム(汁あり中華麺)

タイ北部の街カムペーンペットにある麺食堂バミー・チャーカンラーオのバミーナム




麺が出来合いのものとは全然違って、細麺なのに歯ごたえ(コシとは違う)がしっかりしている。


裏で毎日作っている自家製だそうだ。




別皿の付け合わせがチェンマイとは違った

タイ北部の街カムペーンペットにある麺食堂バミー・チャーカンラーオのバミーナムの付け合わせ




細切りのインゲンが大量に入っている。


これは、近年タイ全土で人気となっているスコータイ・スタイルだ。


考えてみたら、カムペーンペットはスコータイ王朝の要塞都市になるくらい近い(直線距離でおよそ70km)ので、スコータイ・スタイルの麺が出てきてもまったく不思議ではない。


スコータイに行った時に「本場のクエティオ・スコータイが食べたい!」と思って、看板を出している店で食べたらぜんぜん期待はずれだったのだが、ここカムペーンペットで本場の(?)それを食べることができたのは想定外の喜びであった。


しかも、自家製麺でスープも雑味のないクリアな味わいで、チェンマイでもこれだけのできばえのものはなかなか食べられないのでは、と思うくらいのレベルである。




サイドディッシュのムーサテ

タイ北部の街カムペーンペットにある麺食堂バミー・チャーカンラーオのムーサテ(1)


タイ北部の街カムペーンペットにある麺食堂バミー・チャーカンラーオのムーサテ(2)


タイ北部の街カムペーンペットにある麺食堂バミー・チャーカンラーオのムーサテ(3)




肉は小ぶりだが脂身もちゃんとついていて、タレもピーナツの味がしっかりとしていて「清く正しいムーサテ」という感じだった。


カムペーンペットのような地方都市を旅する時は、情報が少ないということもあってあまり食には期待していないのだが、このバミー・チャーカンラーオはチェンマイにあったとしても人気店になるであろうくらいの味で、当地のランチとしては間違いなくおすすめだ。









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