2017/11/06

先週末、11月2日から4日にかけてはローイクラトン(灯篭流し)であった。


ソンクラーン(タイ正月=水かけ祭り)と並んで、ただでさえ観光客の多いチェンマイはこの時最大のピークを迎え、国内外からやってきた観光客でホテルは満室、市内の道路は大渋滞とものすごいことになる。


特に中国系旅行者が大挙してチェンマイに押し寄せるようになってからというもの、パレードが行われるカードルアン(ワローロット市場)周辺のピン川沿いは、タイ語よりも中国語のほうが多く聞こえるのではないかと思うくらいの賑わいで、もはや風情も何もあったものではない。


ましてや、破廉恥と思えるようなボッタクリ価格の入場料を取って某新興宗教団体が開催する(と噂されている)、ただの観光イベントのコムファイ(熱気球)の打ち上げなどに行くのは、自分にとっては正気の沙汰とは思えないのだ。


なので、自分は特にタイ人の知り合いとかからお誘いがない限りは市内には向かわず、バイクで郊外に出かけノンビリとした昔ながらのローイクラトン(灯篭流し)の様子を眺めつつ、適当に気に入った場所で灯篭を流している。


特に決まっている行き先はなく、今年のローイクラトン(灯篭流し)はチェンマイからは南のラムプーン県との県境方面に出かけてみた。




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まずは、自宅を出て数百メートルのところにあるワット(寺院)を通ってみる

チェンマイ郊外のローイクラトン(灯篭流し)の様子(1)




チェディ(仏塔)やウィハーン(本堂)の周りにたくさんの燈明が置かれ、ウィハーン(本堂)の中からは大勢の読経の声が聞こえていた。


寺院の前には、昼間見たらドブ川にしか見えない小川があるのだが、そこでもローイクラトン(灯篭流し)が行われていた。




近所の子供連れとかがやっているようだ

チェンマイ郊外のローイクラトン(灯篭流し)の様子(2)




今年の雨季は雨が多かったせいでまだ小川にも水がたくさんあってよどんでもいなかったので、子供たちが浮かべたクラトン(灯篭)は、ゆっくりと下流に向かって進んで行った。




続いて、チェンマイ県とラムプーン県の県境の一部を構成しているメーピン・ノーイ(小さなピン川という意味)へと向かった。




こちらは、もっと大勢の人が出ていた

チェンマイ郊外のローイクラトン(灯篭流し)の様子(3)




こちらはほとんど流れておらず、おじさんが竹竿でクラトン(灯篭)を押していた

チェンマイ郊外のローイクラトン(灯篭流し)の様子(4)




さらに、今度はバイクを西に走らせてピン川の本流へと向かう。




橋を渡って対岸に越えようとしたら、すぐそばで灯篭を流しているのが見えた

チェンマイ郊外のローイクラトン(灯篭流し)の様子(5)




どうやら、川岸にワット(寺院)があるようなので、バイクを止めて少し見学してみることにする。




寺院のウィハーン(本堂)は工事中だった

チェンマイ郊外のローイクラトン(灯篭流し)の様子(6)




すぐ近くでクラトン(灯篭)を売っていたので、今年はここで買って流すことにする

チェンマイ郊外のローイクラトン(灯篭流し)の様子(7)




川のほうに向かって歩いて行くと、色々なものがあった。




まずは、仏像がいくつも並ぶ一角

チェンマイ郊外のローイクラトン(灯篭流し)の様子(8)




これは、生まれた曜日ごと(水曜日だけはさらに昼間と夜に分かれている)の仏様が並んでいて、自分の生まれた曜日の仏様の前に置いてある鉢にお賽銭を入れるようになっている。


タイの寺院にはたいていあるので、旅行に来る人は自分の生まれた曜日をあらかじめ調べておくといい。




今度は、動物の像が並んでいる

チェンマイ郊外のローイクラトン(灯篭流し)の様子(9)




干支によってお賽銭を入れる(木のようになっているものにお札をはさむ)場所だ。


干支は日本と同じ動物もいればぜんぜん違うものもいる。


さらに、干支によってお参りすべき寺院も決められているのだが、中にはタイ国外(ミャンマーとか)の寺院が指定されている干支もあったりするのがおもしろい。


次の旅行先を、それで決めたりするのも楽しくていいかも(^^)




さらに進むと、小さな鉢がたくさん置かれているテーブルがあった

チェンマイ郊外のローイクラトン(灯篭流し)の様子(10)




見ていると、ひとつひとつの鉢に小銭を入れているようだ。


インドのベナレス(バラナシ)に行くと、ガート(沐浴場)の手前にずらーっと並んだ乞食にバクシーシ(喜捨)する用に、1ルピーコインを1パイサコイン100枚(実際は手数料を引かれるので100枚はもらえない)に両替してくれる人がいたりするのだが、ここにはもちろんいないのでどうするのだろうか。


興味があったのでさらに見ていたら、持っている小銭をいくつかの鉢に入れて終わり、という人ばかりですべてに入れている人はいなかった。


こういうのがあると知っていたら、家に大量にある25サタン、50サタン硬貨を持って来たのだが......(普段はスーパーマーケットとかの募金箱に入れている)。




ピン川に降りる階段の手前には、お坊さんがいてタムブン(徳積行)を受けていた

チェンマイ郊外のローイクラトン(灯篭流し)の様子(11)




次から次へとお金を出すものが用意されていて、もしかしたらウィハーン(本堂)建立のためにお金が必要なのだろうか(笑)


と言いつつ、自分も生まれた曜日と干支の鉢にはお賽銭を入れたのだが。




階段を降りて、ピン川の水面へと向かう

チェンマイ郊外のローイクラトン(灯篭流し)の様子(12)




ピン川の流れはかなり早くて(上流に水門があって、たぶんそこが開いている)、先ほどのメーピン・ノーイとは違って浮かべたクラトン(灯篭)はあっという間に下流へと運ばれていった。




お祈りをしてから、クラトン(灯篭)をピン川に浮かべる

チェンマイ郊外のローイクラトン(灯篭流し)の様子(13)




チェンマイ市内からほんの10kmほど、バイクで30分ほど走るだけで、同じローイクラトン(灯篭流し)とは思えないほどのゆったりとした風情あふれる様子を見ることができた。


もし機会があれば、ぜひこうした場所にも足を運んでみてほしいと思う。






来年のローイクラトン(灯篭流し)を見るなら、今から準備が必要です


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