2018/01/16

チェンセーンで、トイレ休憩を兼ねてワット・チェディールアン遺跡を見学した後は、国道1290号線をメコン川に沿って走り、ゴールデン・トライアングル(黄金の三角地帯)へと向かう。


といっても双方は10kmくらいしか離れていないので、すぐに着いてしまうのだが。


今は、「ゴールデン・トライアングル(黄金の三角地帯)」という呼び方がすっかり定着して、日本語のガイドブックにもそう記されているのでこのブログでも使っているが、自分が初めてこの地を訪れた1980年代末、ここはゴールデン・トライアングル(黄金の三角地帯)とは呼ばれておらず、ただ単に村の名前であるソプルワクと言っていたと思う。


記憶が定かではないので間違っているかもしれないが、もともとゴールデン・トライアングル(黄金の三角地帯)というのは、ケシなどが栽培され世界への麻薬の供給源となっていた地域のことを意味しており、それはチェンマイとミャンマーのマンダレー、ラオスのルアンプラバーン(ビエンチャンだっだかも)の3つの都市を結んだ三角形の内側の広い一帯をさしていた。


ここは3カ国の国境が接している単なる地点であって、決して「地帯」じゃないものね。


だからなのか、英語のガイドブックでは、ゴールデン・トライアングルという言葉を使っておらず、いまだにソプルワクと表記している。


さて、細かい言葉の使い方はともかくとして、ここは今や一大観光スポットとなっていて、特に中国人観光客を乗せた大型バスが決して幅が広くない道をバンバン行きかい、川沿いの「ゴールデン・トライアングル」と書かれた看板や巨大な仏像がある場所は、まるでチェンマイのターペー門の前を思わせるかのようなにぎわいである。


朝、ホテルを出る時には「ランチはメコン川沿いのレストランでノンビリ食べようか」などとカミさんと話していたのだが、いやいやとんでもない、車を止める場所を見つけるのすら大変なありさまである。


狭い歩道に乗り切れなくなった人々が車道に大きくはみ出して行ったり来たりするのを見ているだけでもうげんなりしてしまい、ランチはチェンセーンに戻って食べることに計画を変更、メコン川の岸には近づかず、小山の上にある寺院から川の周辺を眺めることにした。




寺院は「ワット・プラタートプーカオ」という




寺院の楼門はタイヤイ(シャン族)風だ

タイ最北部、ゴールデン・トライアングルにあるワット・プラタートプーカオ(1)




楼門の先には、長い階段が続いている

タイ最北部、ゴールデン・トライアングルにあるワット・プラタートプーカオ(2)




ちなみに、この左手には自動車道がついており、展望台のようになっている小山の上に直接行けるのだが、それだと途中にある寺院が見れないので、歩くのが苦でなければ楼門のそばに車を止めて階段を歩いて行くことをおすすめする。


寺院はかなりの歴史があるようで、説明書きには



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一部の民間伝承や年代記では、この寺院はヒランナコングンヤーン国のラウチャカラート王の息子であるラオカオオーロット王子が西暦759年にメコン川のそばの丘の上に僧院を建設するよう命じ、ここが建立されたと言われている。しかしながら、建築家の調査によると、おそらく建立されたのは14世紀とのことである。
僧院が集まっているエリアの遺跡からは、寺院の壁、ウィハーン(本堂)、チェディー(仏塔)の遺構が見つかっている。
ウィハーン(本堂)の後ろに、5つの小さなチェディーに取り囲まれるようにしてウボソット(仏堂)がある。これらの建築物は西側以外についている階段を持つ二重の壁に取り囲まれている。


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と記されている。


とても新しくて立派な本堂が最初は見えて来るが、さらに進んでいくと半分遺跡のようになった場所に行きつく。







タイ最北部、ゴールデン・トライアングルにあるワット・プラタートプーカオ(3)


タイ最北部、ゴールデン・トライアングルにあるワット・プラタートプーカオ(4)




太平洋戦争で亡くなった方々の慰霊碑もある。合掌。

タイ最北部、ゴールデン・トライアングルにあるワット・プラタートプーカオ(5)




寺院を抜けた先の小山の頂上は展望台のようになってる。


ここまで車道がついていて、ワンボックスカーくらいまでであれば上がって来れるのでそれなりに旅行者はいるが、下の中国人観光客の狂乱ぶりとは無縁である。




ここにもゴールデン・トライアングルと書かれた看板が立っている

タイ最北部、ゴールデン・トライアングルにあるワット・プラタートプーカオ(6)




メコン川を上流方向に見る

タイ最北部、ゴールデン・トライアングルにあるワット・プラタートプーカオから見たメコン川(1)




自分のいる手前側がタイ、中央がミャンマー、メコン川の左岸がラオス

タイ最北部、ゴールデン・トライアングルにあるワット・プラタートプーカオから見たメコン川(2)


タイ最北部、ゴールデン・トライアングルにあるワット・プラタートプーカオから見たメコン川(3)




上流方向を遠く見る

タイ最北部、ゴールデン・トライアングルにあるワット・プラタートプーカオから見たメコン川(4)




メコン川は、この先中国の雲南省シーサンパンナ・タイ族自治州の州都である景洪、そしてさらにチベットまで続いている。


いつか、自分もそちら方面を旅してみたいなあ......




そして、下流のチェンセーン方面を見る

タイ最北部、ゴールデン・トライアングルにあるワット・プラタートプーカオから見たメコン川(5)




こちらは、ラオスのビエンチャン、パクセーを通って最終的にはベトナムのミト、カントーなどの都市を有するデルタ地帯から南シナ海へと注いでいる。


雄大なメコン川の流れをしばしカミさんと2人で眺めた後、再び階段を降りて車まで戻り、相変わらず人だらけの川岸を横目に見ながらチェンセーンへと戻ったのだった。






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