2018/05/05

≪禁無断転載・転用・本記事を基にしたリライト≫


「Profile」の項にも書いているが、自分はまだ旅行者であった1995年ごろからアパートやホンテオ(タイ式タウンハウス)を借りて滞在中はそこで過ごしてきた。


また、ハッピーリタイヤしてこちらに本拠地を移して2年ほどたった2015年からは、郊外に一戸建ての住宅を借りてそこで暮らしている。


この20年以上の間に借りた物件は、今頭の中で思い浮かぶだけでも5-6軒あるのだが、その間の実体験も踏まえてチェンマイで暮らすための住まい探しはどのようにするのがいいのか、自分なりの考えを整理してまとめてみた。


これから当地での中長期滞在(ロングステイ)を考えている人、あるいはすでにこちらに住んでいるが引越しを考えている人などの参考になれば幸いである。




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(1)まずはエリアを絞る


チェンマイ、と一口に言ってもかなり広いので、住まいを探す第一歩としてはエリアを絞り込むのがいいと思う。


そして、その絞り込みの結果は自動車やバイクなど自前の足を持つ(持っている)か否かで大きく変わる、と言っても過言ではない。


チェンマイ市内であっても、ほんの少しはずれるだけでトゥクトゥクやソンテオがまったく通らないような場所も多い。


もしバイクや自動車などの交通手段を有していないのであれば、必然的に住める場所は限られよう(そうでないと、移動の自由がなく島流しも同然になる)。







≪自前の交通手段を持たない場合≫


バイクや自動車を持たず、公共交通機関を利用しての生活であれば、大きく言ってスーパーハイウエイとマヒドン通りを囲んだ内側のエリアにしたほうがいよい。


より具体的にあげるとすれば、濠の北すぐ外側一帯(ただし物件は多くない)、北東部のフワイケーオ通りとチャーンプアック門から北に伸びるチョータナー通りに囲まれた地域(サンティタム、カーサローン、ウィアンブア)、ニマーンヘミン通りとシリマンクラーチャーン通り周辺、チェンマイ大学の南側の一帯、チェンマイ門から南(物件は少ない)あたりが主な候補になるだろう。


日本人が多く住んでいるエリアを囲むように走るフワイケーオ通りとチョータナー通りは、朝夕の渋滞がひどい上にチェンマイ大学やラーチャパット大学をはじめとする学校に通う若者が多く住んでおり、真夜中でもバイクの爆音や酔っ払いなどで騒がしかったりするので覚悟しておいたほうがよい。


また、基本的に新興開発エリアなのでチェンマイ生活の最大の魅力のひとつと自分が思う「古都の風情を楽しみながら暮らす」のはむずかしい。


ニマーンヘミン通りとシリマンクラーチャーン通り周辺はそれに加えて近年の中国人旅行者の急増に伴ってすっかりツーリストエリアになっており、両通りの北を走るフワイケーオ通り周辺を含めもはや個人的には中長期滞在には向かないと思う。


自分は旅行者時代を含め長らくサンティタムをベースにしていたのだが、路上駐車の自動車とバイクの多さ、ワイルン(不良、のようなニュアンスを多少含むティーンエイジャーを表すタイ語)の騒々しさ、加えて近年の外国人の多さに嫌気がさして逃げ出すことになった。


自前の移動手段はないがゴミゴミした市内はいやだ、ということであれば、スーパーマーケットや市場が固まっていて市内を結ぶソンテオも多く通る国道1001号線と第一環状道路(国道3029号線)が交わるミーチョーク交差点近辺やスーパーハイウェイと国道107号線がクロスするクワンシン交差点周辺とその北の一帯も近年コンドミニアムが急速に増加しており候補になるだろう。


ただし、その場合でも国道に簡単に出れる場所にしないと、雨降りやカンカン照りが続いたりすれば引きこもりになること間違いなしだ。


両エリアとも、若い人を含め欧米系のステイヤーがけっこういる。


ほかにも郊外とを結ぶソンテオが走る地域はあるが、買い物できる場所がまとまっていないため自前の交通手段がないと生活するのにはとても不便だと思う。




チェンマイ市内の至るところにある安アパート

チェンマイ市内の至るところにあるタイ人向けの安アパート




≪自前の交通手段がある場合≫


自前の交通手段があるなら、どこでも好きなところに住むのがいい(笑)......と言っては身もふたもないので、いくつか個人的にお勧めのエリアをあげたいと思う。


チェンマイに長くいるようになると、お濠の内側やニマーンヘミン通り周辺など観光客の多いいわゆるツーリストエリアやフワイケーオ通り周辺の騒々しくて落ち着かない環境とは縁が遠くなるので、少し郊外がいいと思う。


車で10分も走って第一環状道路(国道3029号線)の外に出れば、住居の家賃も日常生活での物価も市内に比べるとグッと安くなる。


コンドミニアムなどの集合住宅に住みたいと思っているのであれば、比較的物件が多いのが上記ミーチョーク交差点へと続く国道1001号線沿いのほか北部メーリムへと続く国道107号線沿い、ドーイステープの麓にあたる国道121号線沿いといったところだ。


中でも国道121号線沿いはドーイステープの麓ということもあり市内に近い割には緑が多く環境がいいと思う。


ただし、山に近いので他エリアに比べると雨が格段に多くなる。


また、近年はセントラル・フェスティバル・チェンマイができた関係なのか、サーンデク交差点付近から国道118号線と第1環状道路とが交わるメーカーオサアートサイ交差点付近にも大型のコンドミニアムが増えてきているほか、ワット・チェットヨートから国道121号線へと抜ける細いが交通量の多い通り(チェットヨート・チャーンキアン通り)沿いにも近年ものすごい数の比較的大規模のコンドミニアムができており、外国人も多数居住しており穴場的存在だ。


一戸建てに住むのであれば、上記のほか第1環状道路(国道3029号線)沿いに数え切れないほどのムーバーン(分譲住宅街)があるほか、南部のハーンドーンへと向かう国道108号線沿い、サンカムペーンへと向かうバイパスの国道1317号線沿いをさらに候補に加えることができるだろう。


とりわけ国道1317号線は道路沿いにムーバーン(分譲住宅街)がずらりと続いており、そこに住む人向けのこじゃれた飲食店やミニスーパー、タラート(バンコク郊外などで流行している、フードコートやコンビニがセットになった新感覚の市場)などが立ち並んでいるので、生活には非常に便利だ。


なお、と第2環状道路(国道121号線)沿いにもムーバーン(分譲住宅街)はたくさんあるが、買い物などは第1環状道路(国道3029号線)沿いに比べるとかなり不便になる。




チェンマイ郊外に多い分譲住宅街のセキュリティーゲート

チェンマイのやや郊外に多く建つ高級分譲住宅街の入口




おおよそのエリアを絞り込むことができたら、次のステップに進もう。


【続く】









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