2018/09/05

このブログで何回も書いているが、自分はチェンマイにいる時は基本的にタイ料理しか食べない。


コンムアン(チェンマイ人)のように朝からムーピン(甘いタレを塗った豚串焼き)にカーオヌン(もち米)とかはさすがに食べられないが、昼はたいてい外に出ているので適当な店で食べ、夜はタラート(市場)や近所に出る店でおかずを買って来て家で炊いたご飯と一緒に食べることが多い。


もともと根が食いしん坊なので、バイクや自動車を運転していてお客さんがたくさん入っている人気の店を偶然見つければ止まって食べ、友人知人から「***の店がおいしいよ」と聞けば市内であろうが郊外であろうがとにかく一度は行って食べてみる、というように新しい店を開拓するのもチェンマイ暮らしの大きな楽しみのひとつだ。


なので、旅行者時代を含めれば30年近く、それこそ星の数ほどのチェンマイの店で食事をしてきたのだが、その中でもほんの数店は「1週間に1度は食べなければ気が済まない」と思うくらいのお気に入りになっている。


そのうちの1軒が、市内やや南部のチェンマイ・ランドと呼ばれる小さな新興商業街の中にある「カーオソーイ・バーンヤーン」という店だ(だった)。


店名からわかる通りカーオソーイ(チェンマイ名物のビルマ風カレーラーメン)の店なのだが、中華麺ではなく自家製の玄米から作った「パーパー」という白い棒状麺を使ったパーパーソーイは抜群のおいしさで、スープもココナツミルクを使わず大量のゴマを入れた独特のものであり、初めて食べた時にはあまりのおいしさに頭がボーッとしてしまったくらいだ。


このパーパーソーイを知って以降、普通のカーオソーイは麺もスープもしつこく感じてめったに食べなくなってしまい、もっぱらこの店でパーパーソーイばかりを食べるようになった。


それこそ、週1度は必ず通っていたと思う。


が、今年のソンクラーン(タイ正月)頃だろうか、店のシャッターが下りたままになってしまった。


毎年この時期は、店の名前にもなっているチェンマイから150kmほど北のファーン郡、ドーイ(山)・アンカーンのふもとにある国民党3軍系のイスラム教徒雲南中国人(チンホー)が住む村のバーンヤーンにあるリンチー畑の手入れなどをするために、店主のおばさんほかみんなが里帰りしてしまい休みのことが多かったので、今年もそうなのかな......と思っていたのだが、その後も一向に開店する様子がない。


その後何度行ってもシャッターが下りたままの状態がずっと続いていたのだが、先月行ってみたらついにシャッターの前に置きっぱなしになっていた店の立て看板などがきれいになくなっていた。


どうやら、完全に閉店のようだ(T_T)


店が閉まってから、ずっとパーパーソーイの味が恋しくて再オープンを心待ちにしていたのだが、それもかなわなくなってしまった。


手間がかかるので最近では作るところがほとんどなく、自分が知っているパーパーソーイが食べられる店はここ以外では店を構えているのはチェンマイでも1店舗だけ(ただしスープはまったく別もの)、ほかにタラートナット(定期市)で週1度食べられるところがある程度でもはやそれ自体が幻の料理になりつつあったのだが、このままだと本当に幻になっちゃうよ......


ということで、今回は今はなき「カーオソーイ・バーンヤーン」を偲んで、往時の写真をアップしたいと思う。


店主のおばさんには元気でいてほしいのだが。


一度、ドライブがてらバーンヤーンまで行ってみようかな。




チェンマイを旅する・チェンマイで暮らすための専門情報サイト

チェンマイ専門の情報サイト「サワディーチャオ チェンマイ」




チェンマイの閉店したカーオソーイ・バーンヤーンの外観


チェンマイの閉店したカーオソーイ・バーンヤーンのキッチン


チェンマイの閉店したカーオソーイ・バーンヤーンの店内


チェンマイの閉店したカーオソーイ・バーンヤーンのパーパーソーイ・ガイ


チェンマイの閉店したカーオソーイ・バーンヤーンのパーパー


チェンマイの閉店したカーオソーイ・バーンヤーンの付け合わせ


チェンマイの閉店したカーオソーイ・バーンヤーンの醤油









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